研修・ワークショップ2 看護と介護の日本語教育研究会

研修:介護の漢字とオノマトペの習得支援

 

遠藤織枝(元文教大学)・吉永尚(園田学園女子大学)

 Bùi Minh Khôi ブー・ミン・コイ(日越大学)

 

 介護の現場では、日常生活では目にしないような難しい漢字語がたくさん使われています。その現場で働くためには介護用語をマスターしなければならず、難しい漢字語もそのいくつかは習得する必要があります。また、介護の現場では、外国人にとって学習や運用が難しいとされているオノマトペもよく使用され、基本的なものは習得しなければなりません。本研修では、これらの習得や支援について、フロアの皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

ワークショップ:介護の日本語教育にピア・ラーニングをもちいる  ー理解進化をめざして

神村初美(日越大学)

西郡仁朗(東京都立大学)

HỒ THỊ HANH NGUYÊN   ホー・ティ・ハン・グエン    (社会福祉法人千寿会)

日本は人手不足から外国介護人材の受け入れを加速させていますが、長期就労においては国家試験の合格を課す向きにあります。

ここから送り出し国・ベトナムでは、基礎的な日本語運用能力の養成に加え、介護の専門分野に繋げるための橋渡しの介護の専門日本語教育が重要になると言えます。そこで、ピア・ラーニングを用い、どのように介護の専門日本語教育に繋いでいくのかを体験するワークショップを企画しました。この課題についてフロアの皆さんと一緒に考える機会ともしたいと思います。